27時の独り言

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「芙蓉の浄土に安き給う」感想

サキュレントさんの5作目(らしい)。このサークルさん確か最初の作品は気になったけど恐ろしく地雷だったので避けた記憶。

 

短いっちゃあ短いけどシナリオもグラもお値段考えればクオリティあるし、普通に楽しめました。

 

セーブが出来なくて何分か弄って若干イラついたけど。諦めて始めて、まあクイックセーブがホーム戻っても残るタイプだったから不便はしなかったし、元々そういう仕様だったのかしら。

 

 

こういう特別区的な舞台最近よく見るけど流行りなんだろうか。


プロジェクトスカード(だっけ?)だったり、この間のリーミュもなんかそんな感じだったけど。


でも一番の既視感の正体は多分ジャックジャンヌのハヴェンナ。

 


実際チッチとミータオのスタンスとか内と外の話とか、少なくともガワは似てるなと、。

 

昨今の明るくなさが表側じゃなくて、何か混沌とした路地裏の先、にもスポットを当てたいっていう無意識的を生んでいるっていうのは今考えたけれどあながちなくもないんじゃないだろうか。


まあ無法地帯って単純に創作として使いやすいってのはあるだろうけど。

 

以下ふんわりですがネタバレ注意。

 

 

 

 

 

 


本質的に似てるかなと思ったのは「青の嗜虐、緑の被虐」。

何だろう、やっぱり男女の関係には明らかにポジとネガというものがあって、それは必ずしも男性が前者女性が後者とも限らない。凄く流動的なものなわけで。

 


何か、自分自身が他人との距離感分からな過ぎる結果、優しくされるより叱られた方が安心する側面あるからリョウくんには共感できるところもあって。まあだからこそ自分として惹かれるのはウツブシの方になるかなあ。

 


カプ的にはリョウくんに尽くすミータオが好きでした。