27時の独り言

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ワールズエンドクラブ感想

なんというか、想像してたよりずっと温かみがある作品だった...

※ネタバレ注意

 


クトゥルフとかSF的な定番を上手くゲームに落とし込んでて、

「ゲームって所詮物語のなかの世界だよね、現実世界の私とは関係ないんだよね」


って絶望に分かりやすくて優しいアンサーをくれる作品。

ロンパV3も目指したところは同じだったと思うんだけど、それが少し雑というか突き放しに感じちゃうとこがあったから

万人受けさせる作りにしたのはアナザーアンサー的な意味でも正解だったんじゃという気がする


体験版で心配してたら全くの杞憂というかむしろ真逆だったので土下座したい。

 

 

 

キャラでいえば兄貴周りが好きだったかな。パイとの関係もニヤニヤするし、兄妹はかわいいし

 


主人公交代については...うーん、予想してたせいもあってまたかという感じ

覚醒ポチかっこよくて好きなんだけど何かあげられすぎて

皆から侮られてたけど本気出せば俺すげーっていうの好きだよね...

でも最後のシーン、れいちょが忘れられてなくてそれで全て許せたかな

 


あと横スクロールがよく出来てて想像以上に楽しかった

たまにつっかえてもシナリオに集中できる程度でちょうどよし

 

 

キャラのモデリングとか動きも一々秀逸

というか独特すぎてなんとも言えない

洗脳状態でワクワクしてるときとかあの不気味さは狙って作るの凄いなと思う

 

 

 

総評としては、めちゃくちゃ刺さりはしなかったけどやってよかったと思う。

泣くまではいかなかったけど、でもエンドロールのソロパート、歌詞とキャラがハマってるところでじんわりきて、何か良かったな、ゲーム通して皆のこと好きになってたんだなって再認識する感じ


結果的には誰も死なないし、敵もなんかそんなに悪い人でもないし、本当にこんな上手くいくか?

ってなるにはなるんだけれど


でも今の時代こういうのも必要だなって進撃の最終巻読んで更に思ったり。

 


バニラとか、まあ言うまでもなく、めんまなんだけど、でもめんまが死んだことはどうしようもない現実だったけれど、そういうのを全部おいといた優しい世界がワークラなのかも。