27時の独り言

オタクが好きなものや考えたことをつらつらと述べる場所です

刀剣乱舞無双ネタバレあり感想

※シナリオのネタバレあり

※長い

 


絆会話とかまだまだ全然回収してないけど一応エンディング到達

 

正直抽選外れまくりで特装版買えなかったところから発売前は多少萎えてたけど

まあもういいかという気持ちにはなった

普通に良作。

 

〇刃選について

わりと個人的にクリティカル

購入の決め手はこれ

最近は原作ゲームほとんど触ってないけど初期刀がまんばで

短刀→薬研

打刀→長谷部

太刀→鶴丸、一期

という感じの推しだし

新しめのとこだと日向くんも好きだったし

欲を言えば大太刀に蛍がいればなお完璧に推しオールスターだった

 

 

思わぬ、というところだと、

実装されてから原作だとイマイチ良さが分かってなかった長義の良さが無双でなんとなく分かった気がする

 

なんだろう彼はただ喋ってるだけより実際動いた方がかっこいいタイプのような気がする

・任務が終わったときの刀を突き刺すやつがかっこいい

・死を与えたよの言葉と動作がなんかツボ

 

〇操作感とか難易度

選択難易度は操作が簡単なやつ(勝手に避けたりする)で難易度自体?は普通にしたはず

 

これでまあちょうど良い感じだった

たまに解析とかでミスったりしつつも進行不可能ってほど沼るわけでもなくゲームとして一定の緊張感はありつつ不快感なし

なんなら合間のミニゲームの方が集中しないと失敗するw

 

 

一番つまづいたのは門の開け閉めのとこ

5、6回リトライしたかな…

 

リアルもゲームも地図見て考えるの苦手すぎてやばい自分

ただ屋根の上はどこ通れるかもうちょい分かりやすかったらね、とも思いますよ?

 


戦闘自体はもちろん不可はない感じ

ただ期待してたほどの爽快感はうーん……

 

進めるためには意外と中ボスばっか戦っててワンパン〜みたいな感じではなかったから

もう少し雑魚敵をバッサバッサやりたかった気持ちがある

レベルもっと上げれば違うかもだけど

 


倒し方の丁寧な解説があるのは良かった

男性向けだったらまあ普通はこのボスどうやって叩くんだろーって自分で隙とか探さなきゃいけないことがほとんどだろうけど

 

今は様子見だぜ!とか

チャンスだ!とか教えてくれる

配慮あるなと節々で感じる出来

 

あと必殺技のボイスとかポーズとか至るところで原作リスペクトがあったのは良かった。三日月の必殺技は活撃のやつだよね懐かしかった。

 

 

ゲームの作りとして一番気になったのは
テンポがちょっと微妙かなという部分

任務が終わると一々本丸に戻る+そのときのロードがちょっと長い

これあと2秒くらい短かったら体感かなり違った気がする。

 

 

 

〇グラフィックについて

グラに関しては自分としては解像度うんぬんよりモデルの処理の仕方があれなんじゃという気が。

 

戦国無双とかの既存の歴史ゲーっぽくリアルでかつ耽美にという路線は伝わるのだけど若干不気味の谷……

もしかしたら真相に対するミスリードのためだったのか?

あと舞台とかミュも人気だしね

 

ただ自分の好みとしてはもっと二次元寄り、

明らかに人とは違う存在、そういう神々しさをもっと出して欲しかったかなあ

アルスラーンとか見てるとそういう平面のモデルも作れそうなんだけども

 

 

 

〇シナリオ

終わったときは少々呆然とさせられた……

 

いや美しいは美しいけどもう少し語ってもよかったのではないかな

 

面影の物語が完結したのはいいとして審神者関連はまったく回収しないんかい…

せめて最後になぜか帰ってきた主に皆が驚き喜び駆け寄る……みたいなのいれてもよかったのではないかと思うよ?

 

漂流設定も入れるならもう少し作りこんで欲しかった

まあ審神者を出さないための設定なんだろうけど前提の設定が最後まで消化不良だからせっかく面影関連が良いのになんか惜しい感じに

 

あと戦場の展開はちょいちょいご都合っぽかったけどこれはまあ気にしなければ気にしない程度ではある

 

王道かつ捻りも多少あって全体としてはいいと思う

特に闇堕ち、本丸襲撃ネタをまずまずの塩梅で扱っててバランス感覚が良い、安定してる印象

 


ある武将が干渉を受ける→あの人あんなだったかの繰り返しは若干飽きるのと

推しが一人だったりして当番章が後ろの方だったりするとダレる可能性ありそうだけど

 

まあ出来る限り面影関連で引きを作ろうという気概は感じた


続編作りやすそうという感じはする

 

 


面影といえばなんか遥かの舞一夜のゲストキャラがこんな感じじゃなかったっけと思って検索したら全然違った(あっちはむしろ赤髪?)

 

でも遥かも確か夢が云々みたいな話あった気がするし感じてた類似はあながち間違ってなかったんじゃないかと。

面影関連はルビパ節と言えるんじゃないか

最後の最後はなんかFFとかそういう雰囲気っぽく見えたけどw

 

 

〇総評

キャラゲーとしてはこういうのでいいんだよ、という感じ

色々な組み合わせのやり取り見られるしそれだけで満足できる

 

ただまあキャラの言動に絶対違和感がないとは言いきれないかな


特にまんば、光忠、長谷部、日向とかわりと話の中心になるキャラは話を動かすために多少動かされてる感じ

この人こんなことで揺らいだりするイメージじゃなかったわって何度かなった

 

まあかといって話を作るうえでは多少感情に起伏を持たせないとというのも分かる

 

解釈違いという言葉大嫌いだけど原作で空白作ってるとうらぶに関してはそう感じる人がいても致し方ない

 

とはいえ大部分のファンにとっては普通に良作と言える出来だし、気になる諸々もこういうの見たかったんだっていう感慨でなんか許せる。

楽しかったです。