27時の独り言

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FGO愛する者特攻についての考察メモ

愛する者特質は本当に好きな鯖が多い...

けど肝心のブリュンヒルデは所持しておりません

 


命題:愛する者特攻に入る条件とは?


仮説:誰かを想った状態で、その誰かを殺すことを理性的に判断できるかどうか

 


①サーヴァントは人を愛する/愛さないタイプで大きく大別出来るが後者(マーリンとかエルキドゥ、ボイジャーなど非人間タイプ、オベロンとか人間を嫌悪してる系全般)は対象外

 

愛する者という言葉が混乱を呼ぶけれど

 

基本的にはブリュンヒルデが「愛する」ことのできる英霊、お眼鏡に叶うかということと考えていいと想うが彼女が愛するシグルドはブリュを愛している、と考えると他者を愛することができるというのは最低条件と思われる

 

 


②大きな信念・大義などがあるタイプも除外?


(1)志、信念、ポリシーがあるタイプ→新撰組とか戦国系、クトゥルフ系、信仰系は基本的に入らない


おそらく自分以外の何かに判断基準の一部を委ねている鯖は「愛する」に認定されにくい

 


ブリュンヒルデ自身に入らない問題(シグルドを深く「愛する」ブリュ自身には特攻が入らない)は盲目だから?

バーサーカー適正のある女性サーバントは特攻対象外→頼光、サロメ清姫ブリュンヒルデ

対象が代替可能であるような場合は適応外ということか

 


(2)大きな固まりとしての「人間」をみているタイプも対象外

愛する、王・神であるがゆえにそもそも人間を愛するのが当たり前

→女神系全般、人類悪系

 


・大きな願いのために聖杯に頼るタイプ→アルトリア、天草など

彼らはしばしばそれ自体が目的化しやすく(平和のための平和)、その国で実際に生きている一人一人へのミクロな視線はあまりない

 


ギルガメッシュの場合→バビロニアの影響で術の方がちゃんとした王さまという印象が強いが、玉座に座り国を眺める尊大なキングとしては弓の方が揺るぎなく王

術は自分から動きまわる甲斐性があるし、国民一人一人の名前も覚えている感じ

 

 

 

〇人間だから愛するのではなく、愛すべき人間という認識

 


前者は愛するかどうかを決断しない、そういうものだから愛するという前提が強力

 


③やりたくないことをやる(やれる)かどうか


・愛する者特攻対象で多いのが、

愛する者のために自らの手で愛する者を殺した経験がある鯖(オリオン、メリュジーヌ、テル)

 

その他、愛するものの為なら躊躇わないで手を下せると思われる鯖→茨木の手を切った綱、アポのアキレウス、6章ベディなど)

 

 

 

最近ではモルガンは最後の最後で殺せなかった人

ポイントは土壇場になって情が出るか、それを飲み込むか

その他妖精騎士で言うとバーヴァンシーはまず無理、バーゲストは(自分でばくばく食べちゃうことはおいといて)多分やろうと思えば割り切ることができるタイプなので特攻対象

 


〇ポイントは心がない、そういう機構がないわけではないにも関わらず、いざと言う時は特段慌てずにそれを決意するかどうか

 

 


フランスはアマデウスを殺したということに「なっている」サリエリが入っていて、マリーを処刑したサンソンが入ってないのはすごく面白い

 


多分アマデウスだけを殺すサリエリに対してマリー以外も殺している、あるいは同列に殺したものがたくさんいるサンソンの違い?


⇒仕事で愛する人を殺すのではなく、愛する人を仕事のように殺せるかどうか

 


前者はまあ流されてという可能性があるけれど後者は普通無理、できるやつは異常

だけれどその異常性が英雄性と繋がってくるという見方もまあありえる

 


 


④仕事人(社畜)気質

結果として抑止の守護者適正は愛する者特性と結びつきやすい

(例えばエミヤたちが特攻対象なのに対して士郎顔の村正は特攻外)

 


・騎龍馬と槍龍馬

なぜか槍龍馬は特攻対象外なのもおそらくここに関連

ぐだぐだ昭和で確か補足の言及があったように元々龍馬は抑止の守護者

実際、英霊として割り切っているというか少し達観した感じ

→ランサー化で抑止の守護者的な在り方が薄れた

良く言えば危うさがなくなった、そうそう命を捨てないという感じに

夫婦になって落ち着いたとも言うか

バレンタインを見てもぐだに情があるし、恐らく割り切らない、全部諦めないことを選択

 


→人を愛していなければ選ばれないだろうが、殺せなければやっていけないというような抑止の守護者

やってるタイプは確かに英雄(ヒーロー)になるべくしてなるタイプ

 


英霊としての在り方を仕事と捉えると

やりたくない仕事でもやる苦労性、器用貧乏系ということに

→イアソン、ロビン、クーフーリン、燕青、孔明蘭陵王、マンドリカルド

The英雄という感じでないのも多いし口では色々言う

でも最後には必ず腹を括ってしまうタイプという、自分が一番損をする選択ができるという感じ

 

 

グランド適正がある鯖(山の翁、太公望)がちらほらいるのもそういうことでは

 

 

 

まとめると一定程度の具体性を持って相手を愛することがありながら、「正しい」非情を選ぶこともできるサーヴァント