オトパの感想のような
・1日目夜
なんとなくぼぅっと見比べて目に止まったのがシンプルだけど完成度高いアムネのロゴ
なんか色々忘れてるしもう一回やりたい
長寿組で言うと今回はなんだかんだ薄桜鬼の朗読劇が好きだったかも。
CZとかもそうだなと思うのだけど、キャラの生きてる具合がやっぱりダンチなんだよね
蓄積されたキャラ理解がキャストさんにも受け手側にもあって、
彼ならこういうだろう、こういう言い方をするだろうっていう、その相互の共通の理解が画面のなかのキャラクターの不変性、その一貫性が逆説的にキャラの息吹を感じる
「推し」には空白があることは当たり前で、それを完全に把握することよりもその隙間に個々に幻想を見るのがその楽しみ方で
「私の」推し、「私が」彼を推す理由
そういうそれぞれの解釈のなかで生きる偶像たちは確かに特別で唯一無二のよう
人間、知らないことや慣れない部分があるからドキドキ出来るんだし
推しのアイドルに対して、プライベートを晒せとかファンを何よりも大事に、結婚するな、とか強要する人ってもうあまりいなくて、
彼らには彼らの人生があり、表と裏があるってことを承知の上で表の場所では夢を見せて欲しいっていうささやかさな思いを「推し」に向ける人が多い気がする
でもそういう距離感のままだと結局彼らと一緒に年をとること、ずっと寄り添っていくことは難しいんじゃないかとも感じる
生き方全てを知ってしまうことって、確かに窮屈かことだけれど、
巷で言われるところの解像度の高さっていうものは、やっぱりコンテンツにとって一つの根幹なんだなと改めて思わされる
まあ飽きられることの怖さは分かるし
消費する楽しさも知っているから新しいものはどんどん生まれて欲しいのだけど
・2日目昼
もはや席のことしか覚えていない
間違えて座っちゃってた経験もあるし、正直自分の方が信用できないので驚いたというか、まさかという感じで
JTBで良かったと思ったけれどやっぱり罪悪感みたいな気持ちも残るし
不憫すぎて初めの方はソワソワして集中出来なかった
・2日目夜
カラマリアニメ動いてたんだ……という驚き
正直ポシャったと思ってた←
劇場版は素直に楽しみだけれどPSYCHO-PASSと被らん?というのが真っ先によぎった
朗読劇も良かったし、カラマリもまたやり直したいなあ
あとこのタイミングで森田さんの口から「護る」という言葉が聞けたのも何気にエモい話だなと思ったり。
柳さんと一護の「護る」の響きは似ているようでわりと違うのが素敵なのだと思うけれど
身近な手の届く誰かを護ることが初めの動機だったとしてもやっぱり見知らぬ誰かを救うことの正義っていうのがカラマリの面子皆の何だかんだの根幹だという気がするし
冴木くん含め。
うん、やっぱり彼に関してはこの底知れない不穏さが好きだなと再確認
アンリミテッドのルートは楽しかったけどコレジャナイ、と正直思った部分もあり。
なんだろう、交わるようで交われない場所から市香ちゃんを見ているという始まれなくてどこにも行けないような一方通行感がなんとも良いんだよねえ
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終わってみて思うのは司会陣の仕事量の凄さ
特に森久保さんとか28時間やった後これでしかも休まず生やってまた週末も働いてって、やばい。
しんどいこと多いけれど、そんなこと言ってられないくらい頑張ってる方を見るとなんだか頭が下がるし、ちょっと冷静にもなる。
キャストさんに関して気になったのは、
なんというか役をどのくらい大事にするか、壊すかという部分に迷われる方が多いんじゃないかなという部分
特に若い方ほどキャラクターの文脈をしっかり掴もうという真面目な傾向を感じて、経験のある方はそこをしっかりと割り切ってきた部分を感じるけれどコンテンツとしての方向性をどっちに振っていくのかが曖昧なせいでキャストも客の方も困惑するような瞬間を感じる