らく魔女さん、映画やると聞いたときは予想外でびっくりしたけど世代ド直球だから本当に嬉しくて。
黒魔女さんとか若おかみとかもう処分しちゃった児童書も多いけど
いまだに大事にしまってる原作。
とはいえ特に復習とかはしなかったけど
ちょいちょい覚えてる言葉なんかもあったりして懐かしかった〜〜
フウカの靴下と似てるやつ持ってたなとか「フウカの部屋」だっけ、サイト見てたなとか思い出がよみがえるよみがえる
フウカちゃんのあのキャラデザ秀逸だし特に絶妙な髪型が可愛くて憧れたのよね。
さくらちゃんといい、うさぎといい、魔女っ子の髪型って一時代を築く何かがあるんだと思うわ
あとなんというか改めて見ると闇の魔女は思った以上にキースかっこよエピソードだったのね。
さらりとお姫様抱っこするキースくん君何歳よ...いやそりゃあこんなん目移りしちゃうよ。
と同時にチトセが若干ヒーローの座を食われてる感が(笑)
やっぱりチトセくんが棗小狼くん辺りと並ぶ初恋ボーイだしオタクとしての原点の原点だし、
うろ覚えだけどチトセがフウカちゃんを守るために時の魔法を覚醒させる話好きだったからあれもやって欲しいなあと思ったり。
そういえば魔法陣とかは原作に元々あったんだろうか。黒魔法が東洋系っていうのもあんまり覚えてなかったし魔法周りはアニメになって設定が視覚的に入ってきたおかげか新鮮に感じて楽しかった
で、なによりキャストさんが全体的にとても納得できるのが◎
まああえて言うならフウカが少し幼すぎ?高すぎる気はしたけど他は本当に文句なし
わたくし、男の子キャラクターの声優には一家言あるもので
最近で言うとたとえば地獄楽は正直初見ではがっかりした方。画眉丸は私としては女性声優のラインだったんだよなあ…
逆に母は文句言ってたけど鬼滅の炭治郎は花江さんでわりとすんなり納得出来たんだよね
だから別に少年役は絶対女性声優派というわけではなく
(癖としては女性の方がテンション上がるけど)
炭くんはわりとずっと長男!男の子!という感じだからなのかなあ
ちなみにいわゆる耽美系(?) は男性でもOKという感覚で新しいるろ剣もしっくりきたし蔵馬なんかも男性でもよかったんじゃないかと感じる側。
そこの境界は自分でもよく分かってなかったけど、
そう、多分青年へと至るまでの少年期の不安定さ、危うさに近い魅力をやっぱり女性にやって欲しいって感覚なんだと思う
画眉丸って妻帯者だし達観してるようだけど
精神が成熟しきってないというか、少し欠落してるから、物語開始時点で変わる余地のあるイメージで
逆に剣心なんかは薫に会った時点で既に色々あった人だし、むしろ心が老成し過ぎてるところからのスタートという印象。
炭治郎もそうだけど自己あるいは自分の信念みたいなものを既に確立できているキャラはもう「男」だし「大人」でしょう。
そう考えると修が男性キャストで遊真が女性キャストっていうのはもう本当にGJだったなあと。
逆にエストなんかは出会ったときこんなにどストライクな子いないと思ったけど結果としてはほどよい推し程度に落ち着いた要因の一つは紛れもなく声。
語りますが
少年の魅力とは、決して身体が小さいことではないのです
成長の余地ある精神性、心、人として未完成であるがゆえの神がかった儚さなのです...
いずれ自らが守りたいものを定め、変わろうと足掻くときに発揮する輝きをこそボーイミーツガールの真髄と呼ぶべきなのです……
(私はショタじじいを認めない)
(ショタじじいはショタではなくただの身体の小さなじじいです)
という暴論はさておいても。
発表を聞いたとき、昨今の流れだとチトセも男性がやるかもとちらりとよぎったけど後に安定の田村さんと聞いてからは1ミリの不安もなくなり。
少年とはいえカイやキースが男性だったのはむしろ合ってるじゃんと思ったし
本当に不満のないキャスティングにお礼を言いたい映画でした。